2017年11月10日金曜日

SL用にハイエンドPC組んでもあんまりパフォーマンス上がらない理由

VR用にグラボをGTX1060入れました VRAMはもちろん最大の6G

コスパ厨なら3万切る3Gモデルでも問題はないんだけど
まぁ大体経験上VRAM少ないグラボで碌な目に会ってないので

んでまぁSLクライアントでむやみにハイエンドなグラボやSSDを入れても
全体のパフォーマンスアップが頭打ちになるどころか
ボーダー超えるとCPUとGPUが寝るようになる現象について

大体の結論みたいなもんが出た
 
ボトルネックになってるのはGPUでもCPUでもなく
恐らくGPUでレンダリング可能なデータに変換する周りの
レンダーパイプライン周りの処理がボトルネックだ
 
なのでレンダリングエンジン自体の
根本的なアップデートがないとパフォーマンスアップは不可能というとりあえずの結論 

でまぁFPS上げたかったら描画距離を256までにしろってことのようだ




じゃぁなんでそんなことになるのかというと

とりあえずLLが想定してる標準的なレンダリング距離は256mのようだ

描画距離が2倍になるとレンダリング対象オブジェクトの処理量が
単純計算でもにXYZ軸で8倍になり
(実際の具体的な数値はもうちょい小さいはずだ)
 
どうもなんかそのへんの処理で”細かい大量のオブジェクト”の処理が
どんどん肥大化してクソオモになるらしい?

 
でまぁSLのオブジェクトは
そんな処理をするための最適化されたモデルになってるわけでもないので
描画距離を伸ばすと指数関数的に処理が増大することでひっかかる原因になるようだ

実際描画距離を絞るだけでCPU使用率とGPU使用率が上昇して
FPSも16切るくらいから30以上まで上昇する



でまぁ多分これ”画角”に対するレンダリング省略処理を入れることで
解決しようとするのがセオリーなんだろうけど
というか今も隠れたオブジェクトのレンダリング省略は入ってるんだが

描画距離を一定ボーダー以上にすると
どうもそれ以前の領域での処理量がえらいこっちゃになるっぽい


でまぁそこを解決する手段なんだけど
多分SLクライアントが本格的にマルチスレッドとか
リクエスト数リミット周りの上限対応すりゃいけんじゃねぇの?知らんけど


ちなみに根本的な解決にならなかったのは以下の通り

・最新のハイエンドCPUへの換装(CPU使用率が寝る)
・最新のハイエンドGPUへの換装(GPU使用率が寝る)
・M.2SSDへの換装(全体的なパフォーマンスアップにはなったがFPS改善せず)


もちろんこの辺が完全に無意味ってわけでもなく
フリッカーさんとかだとレタッチやらで十分なパフォーマンスアップがあるし
動画撮影や編集でのかなりの速度アップが望めるので

ある程度最新のCPUにしてSSDと大容量メモリを搭載して
3万円前後のまともなグラフィックボードにすることは
現在移動すら辛くてビューワーがクラッシュしまくるような状況では
十二分に効果的なのでそこは誤解なきよう



以上

2017年11月8日水曜日

SANSARまともに体験したいならVRHMDをカウノデス

やはりVRHMD所有前提のインターフェースだった


でまぁSANSARのためだけに買うならRIFTの方がええんだけど
直販で一週間以上待つ覚悟とか色々考慮するとVIVEでもいい
 
ただVIVEをAmazonでまともなルート購入が 現在は不可能なんだよなぁと
 


新品で103000円は明らかにおかしい値付け
というかマケプレ出品なのでサポートつかないんじゃねぇかな

色々気にする人は ツクモのネットショップで買っとけ 確実だ

VIVE Kit 99HAHZ049-00 《送料無料》 TSUKUMOネットショップ

RIFTも並行輸入品でも作動自体は出来るらしい?との情報がある
初期不良とか修理対応で詰むので ガチで急ぐ人向けかなと

多少割高だし直販以外は基本
壊れたらジャンク屋逝きにしかならんのでかなりハイリスクだけど



直販はこ↑こ↓
https://www.oculus.com/rift/

というわけでSANSARをVRHMDでやった感想 について


・とりあえずHMDつけずにアポロミュージアム行け ロード終わってからHMDつけろ
 初期ロードが大体一時間かかる上にバックグラウンドロードもないけど 耐えろ

 あそこがSANSARで体験できることのほぼ全てだ
 宇宙船とロケットが全部実寸なので十分博物館行く代わりになる

・アトラス内の”つかめる”オブジェクトはやはりハンドセット持ってる前提だった
 RIFTだと対象物をポイントして黄色い枠が出たらサイドトリガーで拾える
 投げるモーションの加速具合は結構ピーキーと言うか十分強いので
 別にフルスイングしなくてもOK

・移動は割りとVRで標準的な方法
 ルームスケールじゃなくてもOK
 スティックでポイントすると放物線でマーカーが出る方式と
 スティック自体である程度平行移動が出来る


・初めて訪れるアトラスは全部ローディングで固まる
 これバックグラウンドロード とか 予約ロードが出来れば随分違うんだが
 そういうのが一切出来ないのでもう致命的な欠陥レベル
 steamVRでもOculusHOmeでもバックグラウンドロードくらいは出来たぞ

・VR Readyならとりあえず全アトラス大丈夫?
 使ってるグラボがVR Readyじゃないのでカクついてるっぽいのだ
 グラボアップデートしたらまた見に行ってみるかねぇという感じ


大体この辺かなぁ
とりあえずVR Readyの最低ラインであるGTX1060 6Gのグラボは以下の通り

コスパ厨に受けがいい3Gモデルでは多分ムリなので
モデル選定に対して出力可能枚数とファン数を重視した

シングルファンモデルはケースサイズで物理的に入らない場合を除き
積極的に選ぶ対象にはならん




以上