とりあえず結論としては
現状VRHMD持ってないなら行っても実質的に移動以外何もできん上に
要求PCスペックも高いので一般消費者が行ってまだどうこうなるものではない
んでもって新しもの好きの純粋消費者にとってはSL2になるかもしれんが
既存ユーザーにとってSLの代わりになるものでもない というか別物
じゃ適当に解説
○まずSANSARのプラットフォームとしての立ち位置
初期は次期SLとかNGPとか言われてたやつのようだ
SLのシステム上のネガというか
主にグラフィックのアップデートに関する障壁を取っ払って
よりリッチなコンテンツによるエクスペリエンスを目指したようなんだけど
ゲームエンジンのライセンス周りとかコンテンツ供給者との
すり合わせがうまくいかなかったっぽい
でまぁVRHMDが流行ったのでそっち方面に舵を切ったと
そういう部分では ある意味2007年あたりのSLと似てるんだよな
当時の"ハイスペックパソコン”の使いみちの一つだったり
現在のバーチャルマネーブームの流れだったり
とにかく最新の流行りのガジェットの”使いみち”の一つという感じ
2007年当時のゲーミングPCがSANSARにおけるVRHMDだな
○入れるステージ(Atlas)の中身について
まぁSIMエッジが無くなって
オブジェクトが全部ゲームレディのmeshデータになったSLという感じ
ほんともうぶっちゃけて言っちゃうとVR対応したBlueMarsだもう
カメラ回転の制限がきついところとか
最初にAtlasのデータ全部ダウンロードさせられるところとか
ランディングがAtlas選択なところとかがモロだ
Atlasのデータがバックグラウンドでダウンロードできねーのに
一回マップがローディングになると一時間ほどなんも操作できなくなるので
これはもう致命的な欠陥言っていいれべるなんじゃねぇのと
でまぁVRの使用用途の可能性
として一番わかりやすいのはアポロミュージアムだ
実在するミュージアムにいかなくても所謂”サイズ感”とかがわかるのが
あーいうVRミュージアムのメリットだな
SLでも似たような試みはされたんだけど
移動が見下ろし視点で天井が高くなってしまうためにどうしても限界があり
かといってマウスルックのようなFPSスタイルで
3D空間を動き回るのはかなりの特殊技能なので
自分の目で見るリアルサイズ感みたいなのはVRならではじゃないかなみたいな
○操作等
一応通常のPC環境でもステージに入ることは出来る
が 見下ろし視点で移動が出来るのみ 歩く以外の移動手段がTPしかない
その歩きがもう問題外で遅い なんなんだアレはw
ctrl押しながら任意の場所をクリックするとTPみたいな動きをする
これ自体はVRコンテンツでよくある操作方法なので特に違和感とかなし
ステージ上の何かに干渉するためにはVRHMDのハンドセットが必須のようだ
マウスやキーボードではステージ上にあるオブジェクトに対する操作が一切できないので
アポロミュージアムでの音声再生やゲームエリアでのボール投げ等も出来ない
ちなみにマップ上でVR使ってるかどうかは割とすぐにわかるというか
腕の動きが明らかに違うので実際に見てみることをおすすめする
○VRHMD所有者に試してもらった
ボールは投げられるようだ
ただボールを拾う操作がかなりシビアなようで
拾おうとして手を近づけすぎるとめり込んですっ飛ぶとのこと
通常のVRプラットフォームなら
ハンドセット向けて拾う操作すると吸い付くようにピックアップされるぽい
あとボールを持った手 の形もなんかおかしいらしい 実装抜け?
○終わりに 儲かるの?的な
現在自宅に自分用のVRHMDを手に入れることが出来ている人間は
確実に最新技術に興味を持った金持ちなので
そういう人間向けにコンテンツを供給する場 になるんだろうな
あくまでVR主体 VRじゃないモードは添え物というかおまけという感じ
んでもって実はそういうコンテンツって今のSLで
フリッカーさん達が好むようなmeshコンテンツそのものなので
現状SLでゲームレディレベルのmeshコンテンツを
自作出来るだけのスキルを持っていれば
コンテンツ供給者としての技術障壁ってことだとあんまりないのかなみたいな
ちなみにゲーム内通貨はs$って単位になってて
レートは1$が100S$でほぼ安定してるので
1s$が1円くらいの認識でよさげ
以上