2015年3月17日火曜日

スクリプトのお話 2015春版

ぼちぼちSNSとか各種ネトゲが荒れる時期となってまいりました(笑)



記録ついでに現状のスクリプトについてテキトーに書いておくこととする


・スクリプト数を減らせ 運動の一応の収束

 まぁ一時期みたいなヒステリックなキャンペーンは一応収束かなぁ
 対応できるところはとっくに対応してたし
 してないところは慌てて対応したり開き直ったり

 もう死んでるメーカーのものは諦めるはめになったり

 所謂負荷ランキングボードが現れたんだけど
 あれのうちいくつかはアレ自体が重いからまぁなんともだねぇ

 イベント会場とかはゼロスクリプト必須になりました 仕方ないね


・2008年頃からmesh普及くらいまでのミッシングリンク

 例としては
 meshオブジェクトをスクリプトで動かすのに
 スカルプみたいにアップロード段階での
 センターオフセットをやるための仕組みが存在しないので
 余計な三角ポリゴンを追加しているところがちらほらと

 その辺の対応も出来るところはきちんとやってるわけで

 自己調達技術がないところの場合
 一部のクソ重いポン入れ系以外は
 大体2008前期以前のスクリプトしか調達できないので

 スクリプトを入れることを諦めるかデファクトになっているものに移行するか
 開き直ることを強いられているのかねぇ

 
・ポン入れ系がぼちぼちやばい というかこのままだと大規模な死を招くかも?
 大量のリンクナンバー管理を強いられるような一部のオブジェクトの場合
 未だにポン入れ系1プリム1スクリプトのものが横行しております

 もし今後なんらかのSIM上でのスクリプト数制限がかかった場合
 某業界でデファクトになってる某スクリプト採用してるメーカーや
 AO入り多機能系HUDとかが大量死するかもしれん

 正規品買ってたらアップデートはされるだろうけど
 セットアップの手間がものすげー増えるだろうなぁ


・キャストレイは使えるようになっときー

 どういうものかというのを理解して
 簡単なサンプルスクリプトくらいは組めるようになっときー


・自前でなんか組むなら座標変換と三角関数と物理演算の知識は必須

 まぁ全部手打ちでやるなら別だけどねぇ
 そうでないならオフセット回転とか ピッチロールヨ~検出とか

 テクスチャアニメとかパーティクルの手入力とか
 その辺をぼちぼち覚えていく必要があるよと


大体この辺かねぇ

以上


メモ [TNKworks]VardarV1.3

かなり昔にレビューしたねこれ

当時はバージョン1.0だったかな

http://ueponya.blogspot.com/2013/12/tnkworksvardarv10.html

まー大雑把に書くと スクリプト的な部分での
わかりやすい悪癖みたいなもんは確実に減ってるかな



変なとこでコケるとかオフロード性能が微妙とかそういうのも減ってる



普通に道になってる箇所なら大体破綻せずに動く
スクリプト数も6まで減らしてきてる かなり優秀だね



ただまぁmeshを当たり判定にしてる関係の不具合みたいなもんはある
いきなり透明な壁にぶつかったみたいなジャックナイフして
そのまま床面方向にものすごい勢いですっ飛んでいって
横倒しのままどうにもならなくなったりとか

ブレーキランプが極稀に点きっぱなしになることがあるとか

(致命的なコケ方したらflightモードで脱出しろってことだろうねもう)
(今の設計なら足の当たり判定を最近流行りのテーパーかけた箱にして
 その分のチューンをスクリプトでやる方向が多分安全)

その場旋回を徹底的に排除しないのは そこまでやる必要はないって判断か
多分KCPベースで 下手に排除しようとするとロジック破綻起こすからだろうな


”この手のオフロード車両で外装と中身の素性がちゃんとしてるやつ"
ってんなら確実に選択肢の一つだなぁ

ただこれを手放しで万人におすすめできるかってーと
まぁそうでもない 車体のジャンルがちょっと特殊だし


ってな辺りかな
以上

A-Tのタグボート

ちょいと気になったので

https://marketplace.secondlife.com/p/A-T-HarborTug/6153928

mesh製でLIが35
まー昔の基準だとメインランド実用でギリギリだけど
最近のものとしてはむしろかなり余裕がある方だね


置物用のディスプレイモデルが同梱されているのでシーナリーとしても使える



コックピット以外の内装は無しだが元々中を歩くような船種では無いので問題なし



スクリプトは所謂ノッチ式で手放し航行が可能

フルパワーでも速度はそこまで出ないが十分実用域

ホーンとベルが使い分けられたり
照明類がオンオフ出来たりと実用十分なギミック有り

HUDはノッチ表示と操作盤とコンパス
所謂燃料のシステムがあるが航行可能距離的に
そこまでシビアに考えなくてもよさげ



ハンドリングはタグボートなので旋回力自体はそれなりに高いけど
ちょっと早めに行わないと衝突とか怖いかな

あとは浅瀬で座礁した時の挙動がちょっと気になるかなって程度だけど
この辺はそもそもぶつけなければいいって話になりそうな感
(ちなみに座礁したらプリム移動で脱出することになる)


複数人乗れてちゃんとした見た目で非武装で
まともに航行可能なボードが欲しいならおすすめ

ってなところかな
以上


最近のカースクリプトの調達法についてのお話

大きく分けて3つ


・フリービー系の利用
 Arlonとか開発終了してるDTCARとかあのへん
 ポン入れで動く奴がそれなりにあったりする

 (DTCARは売り物じゃねーかってツッコミが入りそうだけどまぁ
 今正規品買ってちゃんと届くかどうか怪しいからなぁ)

 ぶっちゃけ今となっては低機能すぎたりして話にならんけど
 今のところ一番ローコストな調達方法

・KCP ACS
 4000L$

 ぶちこめば動く系だとこいつがいまんとこFA
 昔はバイク専用みたいな構造だったけど 今は自動車に対応してるらしい

 難点はどうしようもないレベルでクソ重いことと
 その場旋回なので操縦性が全く自動車ではないこと
 あとバックのステアリングがおかしいことくらいだね

 利点は 大手メーカー並の多機能車両が少ない手間で作れること

 まぁこの利点は諸刃の剣なので
 出所不明の違法モデルデータ使ってる自称カーディーラーと
 一緒にされたくないならなんとかして自己調達するのがええかと


・自己調達
 まぁ欲しいものが手に入る可能性が一番高いのはコレ
 ただフルスクラッチで組もうとは思わないほうがいい

 最初はフリービーのスクリプト流用して
 バグやら嫌な動きやら潰しする方向でやること

 ただしまぁ操作に対応した外装制御とかは結局自前制作することになる

 ヒントとしては 一旦全部の操作をフラグで取得してそこから外装制御を行うこと かな


大体この辺かなぁ

全部に共通するのは日本語でのまともなマニュアルが存在しないことと
そのまま使う限りにおいては致命的なバグが存在すること

以上

2015年3月12日木曜日

llSetForceのお話

簡単に解説すると

llSetForce(<1,0,0>*llGetMass(),TRUE);

これでローカルX軸方向にオブジェクトを1m/sec^2で加速します

簡単でしょ?

んでまぁSLには空気抵抗が無いので
llSetBuoyancy(1.0);とかで
空中浮遊させたオブジェクトだと無限に加速しちゃいます

方向転換とかしたいときは減速する必要があり

force切っただけだとダメです

llApplyImpulse(-llGetVel()*llGetMass(),FALSE);

これ実行すりゃ空中でならほぼ100%止まる


ヴィークルのハック系で
一定重量以上のオブジェクトでは浮力が効かなくなるバグってのが
一部の業界では有名です

そういうときは

llSetForce(<0,0,9.8>*llGetMass(),FALSE);

これで浮力の代用とすることが可能と知られています


大体この辺かな

以上